2018年12月17日月曜日

詩「おやすみ」

ぐしゃぐしゃに泣いている君を
ぐしゃぐしゃになるほど抱きしめます

ぐしゃぐしゃのふたりの境目が
ぐしゃぐしゃに溶けて混ざりあい
ぐしゃぐしゃの今日を乗り越えました

ぐしゃぐしゃの明日が襲ってくるけれど
ぐしゃぐしゃに泣いて笑って抱きしめて
ぐしゃぐしゃの歪んだ幸せに包まれて

ぐしゃぐしゃ音をたてながら生きてゆく

ぐしゃぐしゃの心はふたりの距離を
ぐしゃぐしゃに狂わせる時もあるけれど

ぐしゃぐしゃの毎日をやり過ごすために
ぐしゃぐしゃに笑う顔の君をまた
ぐしゃぐしゃになるくらい抱きしめます

ぐしゃぐしゃの君へ 
またあした

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