2015年9月19日土曜日

iMac買いに行ったら遭難した事があったのを思い出した。

10年以上前にWebサイトで書いていた駄文の中から、思い出に残っているものをローカルに保存したデータの中から発掘する作業などをしていて。断片的に書かれている内容から『ああ!そんな事件あったなー!』って記憶が蘇った。

2001年頃だったかな、職場でMacintosh(オニギリ型のモニタ一体型の透明な奴)を1台買うことになり。理由は忘れたけど、配送ではなく電気屋に引き取りに行くということになっていて。手の空いている人が車出して行ってこいって話になり。

私&あやや嬢という最悪の組み合わせコンビが行くことになった。

運転手:あやや嬢(稀に見る方向音痴、教えた道を必ず逆の方向に行く女)
ナビゲーター:私(嘘の道しか教えない・曲がる場所を言いそびれる・1年住んでも地理がまったく身につかない非地元人、免許はあるので道路標識は分かる)



というキャラ設定で、皆に心配されながらも出発。往路は無事にこなし、あやや嬢の車の後部座席にiMacを突っ込み、さあ会社に帰ろうとなった。が、帰りはどうも同じ道は通れないらしいのだ。この道をああいって?あれ?でもここだめだよね?一通じゃん。どこ曲がればいいの??とかやっているうちに迷った。迷った挙句に、道を一瞬逆走してて「あやや嬢!!!ここはダメだよ、今は車他にいないけど逆走してるよ!!!やばいよ!!!」とか2人で焦って更に道に迷い。

あやや嬢:「今何処にいるか分からん・・・」
私:「目印になるものがない・・・田んぼばっかりで地図で位置が分からん・・・」

まだカーナビも一般的ではなく、スマホも無い時代。助手席で地図を持った私は完璧なる役立たずだった時代である。とりあず私は会社に電話かけた。予定の帰社時間を大幅に過ぎていたからだ。同僚F氏が出たので不安な声で半泣きで「どうしようF氏。私達、遭難したみたい。今何処にいるかわからなくて、」って正直に話したら、

同僚F氏:「もう帰ってくんな、馬鹿どもめ!!!!」

って無常な言葉をなげかけられて絶望。

呆れて相手にしてくれない同僚F氏から電話変わった別の同僚から「焦らなくていいからゆっくり帰っておいで」って言われて、なんとかあやや嬢と道を探して、通常なら20分で着くところを1時間半かけて帰社。

と言う話を、思い出したので夫に話してみたら、大爆笑された。

私とあやや嬢は最強の方向音痴コンビとして、以降は2人で出かけることは社用ではほとんど無かった。唯一、商工会議所が会場だった健康診断だけはどうしても行かなくてはならないというので、同僚F氏に「えええええええええ、この2人だけじゃ商工会議所まで行くなんてどう考えたって無理じゃないですかーーーーー!!!また遭難しますよ」と絶叫されつつも、社長の奥さんがまるで子供に道を教えるかのように、物凄い詳しい地図を描いてくれて『曲がる場所には○○がある。この地図は行きも帰りも同じ道を通る。曲がる場所を絶対に間違えないこと。』と50回くらい言われたおかげで遭難せずに行って帰ってこれた。

マジ、遭難怖かった。

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